福大大濠中学校と高校で新型コロナなど感染拡大 学校閉鎖

福岡大学附属の大濠中学校と大濠高校は、新型コロナやインフルエンザの感染拡大を受けて、6日から今月9日まで学校を閉鎖することになりました。
今月3日にあった体育祭で感染が広がった可能性があるとしています。
福岡市中央区にある福岡大学附属の大濠中学校と大濠高校によりますと6日、欠席する生徒が相次ぎました。
中・高あわせた全校生徒およそ2340人のうち100人ほどが新型コロナかインフルエンザに感染したか、発熱など感染の疑いがある症状を訴えているということです。
このため中学校と高校いずれもきょうから今月9日までの間、閉鎖することを決めたということです。
今月3日には中・高の全生徒が参加する体育祭があったということで、学校側は、体育祭をきっかけにクラスターが発生した可能性があるとしています。
学校は、感染状況を見て今月10日に授業を再開するか判断するとしています。
福岡大学附属大濠中学校の柴田光寛教頭は「これ以上の感染の広がりを食い止めるために学校閉鎖の判断に至った」と話していました。