国内で初めて ラグビー日本代表の強化拠点が福岡に完成

ラグビー日本代表の国内初めての強化の拠点となる「JAPANBASE」が福岡市に完成し、開所式が行われました。
「JAPANBASE」は、福岡市東区に整備され広さはおよそ5万4000平方メートルで、メインとサブの2つのグラウンドがあり、ラグビーの日本代表にとって国内で初めての強化の拠点となります。
ラグビー男子日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチをはじめ関係者およそ50人が出席して6日、開所式が行われ、代表チームのジャージの左胸につく桜のエンブレムにちなんで桜の木を植樹して完成を祝いました。
クラブハウスの食堂では選手に栄養のバランスを考えたメニューが提供され、宿泊施設には硬さや大きさが異なる4種類の枕を備えるなど、競技に集中できる環境が整えられています。
日本ラグビー協会の土田雅人会長は「選手だけでなくレフェリーや指導者もみんながここで合宿をしてラグビーを語り合う場になってほしいと思う。最高のレベルを目指して、この施設を育てていきたい」と話していました。
「JAPANBASE」では早ければことしの10月から女子の代表チームが強化合宿で利用する予定だということです。