福岡市 長浜屋台街が復活 6軒が新たに営業開始

屋台が減っていた福岡市の長浜地区で、5日夜、6軒の屋台が新たに営業を始め、長浜屋台街が復活しました。
屋台が新たに並んだのは、福岡市中央区の長浜地区です。
長浜地区では経営者の高齢化などに伴って屋台が減り、営業許可を受けているのは2軒のみでしたが、5日夜7時半ごろから6軒の屋台が新たに営業を始めました。
中には、定番の焼き鳥やラーメンを出す屋台のほか、明太子を使ったメニューをそろえた屋台などもあります。
訪れた男性客の1人は「初めて来ましたが、雰囲気も良くてとても楽しく飲んでいます。いろんな場所で福岡が盛り上がってとてもいいことだと思います」と話していました。
また、野球場をコンセプトにしたユニークな屋台では、のれんや看板などもこだわって野球場の雰囲気を再現していました。
屋台「長浜市民球場」の店主の松清貴広さんは「無事スタートできて一安心です。屋台街の復活で人の流れが増え、長浜エリア全体を盛り上げていければと思います」と話していました。
長浜地区ではさらに来月、1軒の屋台が営業を始める予定で、長浜屋台街が復活し、にぎわいが戻ることが期待されています。