“九州北部が梅雨入りしたとみられる” 気象台が発表

九州北部は、梅雨前線の影響でこの先、曇りや雨の日が多くなる見込みで、気象台は、29日午前「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
福岡管区気象台によりますと、29日の九州北部は、梅雨前線や湿った空気の影響で、おおむね雨となっています。
梅雨前線が次第に南下し、この先1週間程度も曇りや雨の日が多くなる見込みで気象台は29日午前11時、「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より6日、去年より13日いずれも早くなっています。
気象台が先週発表した6月から8月にかけての3か月予報によりますと、降水量は「ほぼ平年並み」の見込みですが、気象台は、年間降水量のおよそ3割が6月から7月にかけて集中して降り、例年、梅雨末期になると大雨が降っているため、ことしも早い段階から備えを進めてほしいとしています。
一方、大型で非常に強い台風2号は、フィリピンの東の海上を北西へ進んでいて31日から先島諸島の南海上を北上し、強い勢力で沖縄地方に接近する見込みです。
先島諸島では大しけとなっていて、31日には猛烈なしけとなるおそれがあるほか、6月1日ごろからは暴風となるおそれがあり警戒が必要です。
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