夏山シーズン到来! 英彦山で山開き 登山客が安全祈願

添田町の英彦山で、夏山シーズンの到来を告げる山開きが行われ、大勢の登山客が神事に参列し安全を祈りました。
標高およそ1200メートルの添田町の英彦山は修験道の山として知られ、毎年、多くの人たちが登山に訪れます。
28日は夏山シーズンの到来を告げる山開きが行われ、山の中腹にある英彦山神宮の奉幣殿で関係者や大勢の登山客が参列して神事が行われ、期間中の安全を祈りました。
このあと、警察官がチラシなどを配りながら山岳遭難に注意するとともに、万一の際の捜索活動などに役立つ「登山計画書」を提出するよう呼びかけていました。
町の担当者によりますと英彦山の中岳の山頂付近では英彦山神宮の上宮の修復工事が2年後の完成を目指して進められていて、立ち入ることができないということです。
北九州市から家族で訪れた男性は「荘厳な雰囲気でした。安全に山登りできたらいいなと思いました」と話していました。
そして女性は「ことし1年、楽しく山登りができたらいいなと思いました」と話していました。