志賀島ビジターセンター 金印のレプリカ展示などリニューアル

国宝の「金印」が見つかったとされる福岡市の志賀島で金印のレプリカなどを展示する施設がリニューアルオープンしました。
リニューアルオープンしたのは「志賀島ビジターセンター」です。
26日は記念式典が開かれ、服部知事や地元の小学生などが施設を見学しました。
ビジターセンターには、江戸時代に見つかったとされる国宝の「金印」のレプリカが展示されているほか、新たに金印の歴史などについて映像などで紹介するコーナーが設けられています。
また、島周辺に流れ着く海洋ゴミについて実物や画像を見ながら学ぶコーナーもあります。
さらに、島の木の実などを使ってものづくりを体験できるワークスペースも設けられています。
ビジターセンターは、これまでパネルなどを展示して島と金印の歴史などを紹介していましたが、地元住民からの要望を受けて県が改修したもので、多くの人に訪れてもらいたい考えです。
見学した小学生の1人は「リニューアル前と全然違って別の場所みたいだなと思いました。家も近いのでうれしいです」と話していました。
志賀島ビジターセンターは入場無料で、月曜日と年末年始を除く午前9時から午後5時まで見学できます。