福岡市博多区 西鉄路線バスが扉開けたまま走行 

22日朝8時すぎ、福岡市博多区で西鉄の路線バスが乗車口のドアを開けたまま走行するトラブルがありました。
乗客にけがはありませんでしたが、5月に入って同様の事案が相次いでいるということで、会社は再発防止策を徹底するとしています。
西鉄によりますと、22日午前8時すぎ、福岡市博多区の「川端町・博多座前」のバス停を出発した路線バスが、乗車口のドアを開けたままおよそ80メートルにわたって走行しました。
その後、車両の安全装置が作動してアクセルが踏めなくなったことで運転手が気づき、ドアを閉めたということで、乗客およそ10人にけがはなかったということです。
会社によりますと、5月に入ってから同様の事案がほかにも2件発生していたということで、いずれも運転手の確認が不十分だったことが原因だとしています。
このため会社では、▼発車前のドアの確認について改めて乗務員に指導するとともに、▼ドアが開いたまま走行すると警報音がなるように車両の改修を進めるなど、再発防止策を徹底するとしています。
西日本鉄道は、「お客さまの安全を脅かす行為で多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、心からおわび申し上げます。再発防止の取り組みを進め信頼回復に努めます」とコメントしています。