九大箱崎キャンパス跡地近くの新駅開業 予定より2年先に延期

JR九州は、九州大学の箱崎キャンパスの跡地と周辺一帯の再開発計画が遅れていることを受けて、跡地の近くに設置する新駅の開業時期を当初の予定より2年先の2027年に延期しました。
4年前に閉校した九州大学の箱崎キャンパスをめぐっては、福岡市とJR九州が周辺住民の要望を踏まえて、50ヘクタールの跡地と周辺一帯の再開発と並行して新駅を設置することを決めました。
この開業時期についてJR九州は再来年・2025年を目指してきましたが、九州大学などによる再開発事業者の選定を含めた土地の売却手続きが遅れていることなどを受けて、駅の開業時期を当初の予定より2年先の2027年に延期することにしました。
跡地の周辺には、西側に福岡市地下鉄の「箱崎九大前駅」と「貝塚駅」がありますが、JRの新駅は跡地の東側を走る鹿児島本線の「千早駅」と「箱崎駅」の間に設置される予定です。