県が「チャットGPT」など検討プロジェクトチーム立ち上げへ

急速に普及する対話ソフトの「チャットGPT」をはじめ、文章や画像を自動的に作り出す「生成AI」について、福岡県は業務の効率化などにつながるとして、プロジェクトチームを立ち上げてルール作りなどを検討することになりました。
これは服部知事が17日記者会見で発表しました。
それによりますと、福岡県は対話ソフトの「チャットGPT」をはじめ、文章や画像を自動的に作り出す「生成AI」について、5月26日に検討プロジェクトチームを立ち上げ、29日に初会合を開くということです。
プロジェクトチームは、職員だけでなく情報科学や法律の専門家も加わり、生成AIを業務に活用するためのルール作りなどについて検討するということです。
そして、福岡市や北九州市とも検討状況を共有し、市町村の活用も支援するとしています。
服部知事は「有効に活用すると業務の効率化や、企業の生産性と県民サービスの向上につながる可能性がある一方、情報漏えいのおそれや正確性が担保されているのかという課題もあり、生成AIが持つ効果と課題を考えていく必要がある」と述べました。