北九州空港ーインチョン空港の定期便3年ぶりに運航再開

北九州空港と韓国のインチョン空港を結ぶ国際線の定期便が8日およそ3年ぶりに運航を再開しました。
北九州空港を発着する国際線の定期便は国内外の3社が4つの路線で運航していましたが、コロナ禍ですべて運休となっていました。
このうち、8日からは韓国のLCCの「ジンエアー」が運航を再開しました。
「ジンエアー」の運航再開は3年2か月ぶりとなり、北九州空港では関係者が出席してセレモニーがありました。
北九州市の武内市長は新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことに触れた上で「このタイミングで再開できたことをうれしく思います。インチョンと北九州の間で多くの人が行き交うことはビジネスだけでなく、さまざまなインバウンド需要の拡大につながると期待しています」と述べました。
このあと、関係者はロビーで、「ようこそ北九州空港へ」と韓国語でかかれた横断幕を掲げながらインチョン空港から到着した乗客を迎えていました。
ソウルから来たという女性は「北九州市に来るのは初めてで小倉城に行こうと思っています」と話していました。
北九州市は現在、運休となっているほかの国際線の路線でも運航を再開できないか、航空会社などと協議を続けています。