大型連休の予約 前年比63%増 JR九州の新幹線と在来線 

JR九州の大型連休期間の新幹線と在来線をあわせた指定席の予約数は、旅行需要の回復を背景に去年の同じ時期より63%増えています。
JR九州のまとめによりますと、4月28日から5月7日までの新幹線と在来線の指定席の予約数は、4月13日時点で去年の同じ時期より63%増えているということです。
路線別では、九州新幹線で56%、在来線の長崎本線で77%、日豊本線で63%、それぞれ増加しています。
観光列車では、来年3月に運行を終了することが決まっている「SL人吉」の指定席の予約数が去年の3.2倍と、大きく伸びています。
また、JR西日本の山陽新幹線も去年より60%増えているということです。
それぞれの予約数を、コロナ禍前の2018年と比べると、7割から8割程度の水準ですが、新型コロナの影響が徐々に薄れる中、旅行や帰省で鉄道を利用する人たちが増えているとみられます。
また、混雑のピークについては九州新幹線が5月3日、山陽新幹線は新大阪から博多に向かう下りが5月3日、上りは6日になると見込まれています。