博多祇園山笠”コロナ禍前と同規模目指す” 主催団体が総会

800年近くの歴史がある博多伝統の夏祭り「博多祇園山笠」の主催団体の総会が開かれ、ことしはコロナ禍の前と同じような規模で開催することを目指すとして、関係者の協力を呼びかけました。
「博多祇園山笠」は勇壮な「舁き山笠」と豪華な「飾り山笠」で知られる博多伝統の夏祭りで、去年は新型コロナ対策として参加者を制限するなどして開かれました。
20日は、主催団体の「博多祇園山笠振興会」の役員総会が福岡市博多区の櫛田神社で開かれました。
この中で武田忠也会長が「例年通りの山笠に近いものを持って行きたいと思います。ご協力をお願いします」とあいさつし、新型コロナ対策が緩和される中、ことしはコロナ禍の前と同じような規模で開催することを目指すとして、関係者の協力を呼びかけました。
このあと、7月に福岡市で開かれる水泳の世界選手権にあわせて、世界の平和を願って特別な「舁き山笠」を展示することなどが報告されました。
また、祭りのPRに使うポスターが披露され、武田会長は「例年に近い山笠にしたいです。去年、縛りのある中でも、よかったよかったとみんなに大変喜んでいただきました。ことしはぜひもっとはりきってしたい」と話しました。