カラスから鳥インフルエンザ 野鳥から確認福岡市で3例目

福岡市で野鳥のハシブトガラスが死んでいるのが見つかり、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
福岡市で野鳥から確認されたのは今シーズン3例目です。
福岡県は、今月9日、福岡市で死んでいるのが見つかったハシブトガラスについて、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。
福岡市では、2月にハシブトガラスから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出されていて、野鳥からの確認は今シーズン3例目です。
環境省は死んだカラスが見つかった場所から半径10キロ以内を「野鳥監視重点区域」に指定しています。
県は、区域内で野鳥の監視を強化するとともに、県民に対し、野鳥を素手で触らないことや死んだ野鳥を見つけた場合は県に連絡するよう呼びかけています。