福岡市長 ”新北九州市長との会談の開催を含め連携”

北九州市長選挙で武内和久氏が初当選したことを受けて、福岡市の高島市長は、10年以上開かれていなかった両市長による会談の開催も含め連携していく考えを示しました。
高島市長は記者会見で、北九州市長選挙で初当選した元厚生労働省室長の武内氏から6日夜、「福岡市と連携を深めていきながら北部九州を成長エンジンにしていきたい」と話があったことを明らかにしました。
これに対し、高島市長も「協力していきたい」と応じたということです。
高島市長は「北九州市はものづくりの蓄積や観光資源も含めポテンシャルがある街だ。福岡市とトップ会談なども行っていきたいという要請もあったので、喜んでお受けさせて頂きたい」と述べ、北橋市長とはおよそ12年にわたって開かれていなかったトップ会談の開催も含め連携していく考えを示しました。
また、新型コロナ対策としてのマスク着用をめぐり、政府が卒業式や入学式で着用を推奨しないことなどを検討していることについては「一律にマスクをつけるのはもうやめていいのではないか。自分のリスクにあわせて判断していくことが大事だ」と指摘しました。
一方、同性婚をめぐる差別的な発言で総理大臣秘書官が更迭されたことについて「聞いた瞬間、信じられなかった。ずれている発言をど真ん中の人がした。心配になる」と述べました。