園児の危険 AIで察知 北九州市で実証事業始まる

園児が送迎バスに取り残される事態が全国で相次ぐなど子どもの安全確保が課題となるなか、AI=人工知能を活用して危険を察知する実証事業が北九州市の幼稚園で始まりました。
システムは教室や園庭に設置されたカメラの映像をAIが解析して危険を察知する仕組みで、北九州市八幡西区のスタートアップ企業が開発しました。
24日からは八幡東区の高見幼稚園で実証が始まりました。
AIは教室内の子どもや家具、おもちゃなどを検知し子どもの動きとともにデータを蓄積します。
このデータを解析し、園児が棚にぶつかるとか、おもちゃでつまづくなどといった危険性を予測して園のパソコンやスタッフのスマートフォンに通知するということです。
事業に協力した高見幼稚園の松※ザキ※エイ龍園長は「最大の目標は園児を安全に預かることです。さまざまな技術を活用し、子どもの命を守る1つの有効な手だてとしたい」と話していました。
システムを開発した企業では、来年1月からは送迎バスの後方にボタンを設置して、運転手がボタンを押さなければ通知が来るシステムの実証実験も始めるということです。
※「サキ」は「たつさき」。
※「エイ」は「恵」が心の上にム。