志免町 “町のシンボル”竪坑櫓の前で野外ライブ
志免町のシンボルとして親しまれている「旧志免鉱業所竪坑櫓」の前で地域を盛り上げようという野外ライブのイベントが行われ、多くの人でにぎわいました。
このイベントは地元の住民などでつくるグループが開いたもので、収益の一部は「旧志免鉱業所竪坑櫓」の保存に役立ててもらおうと、志免町に寄付しています。
地元の太鼓演奏グループ「志免飛龍太鼓」のほか、県外のアーティストも参加し、それぞれ演奏を披露しました。
「旧志免鉱業所竪坑櫓」は、かつて石炭の採掘施設として建設されたもので、国の重要文化財になっています。
コロナの影響で3年ぶりの開催となり、竪坑櫓の前には多くの人が集まり、手拍子で応援していました。
会場を訪れた男性は「初めて来ました。竪坑櫓も立派でこのように人が集まるのはすごいですね。人と人のつながりが本当にいいなと思いました」と話していました。
イベントを主催した「志免68」の代表の水野孝生さんは「志免町に来る人が増えて竪坑櫓を見に来る人が増えて盛り上がり、楽しい町になればいいなと思います」と話していました。