福岡県の先月の有効求人倍率は1.12倍で6か月連続上昇

先月の福岡県の有効求人倍率は、夏の観光需要の回復などで経済活動が上向いたため、1.12倍と、6か月連続で上昇しました。
福岡労働局によりますと、県内で仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す先月の有効求人倍率は、就業地別で1.12倍と、前の月から0.01ポイント増加しました。
上昇は6か月連続で、先月下旬以降、新型コロナ感染者数が減少傾向になったことも相まって、ほとんどの産業で求人数が増加したことが理由です。
特に、観光需要が上向き、タクシーや観光バスを含む「運輸業・郵便業」の求人数が去年の同じ月と比べて46.3%増加したほか、大手自動車メーカーの生産回復で「製造業」が17%増加しました。
福岡労働局の安達栄局長は記者会見で、「社会経済活動におけるコロナの影響は徐々に緩和される状況にある。全国旅行支援やイベント割の開始、外国人旅行客の入国制限の緩和が今後予定されており、これを見越した人材確保の動きが見られる。一方で原材料高や円安で物価の上昇が続いており、これらが企業経営や雇用に影響を及ぼすことが懸念される」と述べました。