桂川町の天神山古墳の調査で石室につながる道を確認

6世紀後半につくられたとされる桂川町の天神山古墳の今年度の調査で、石室につながる道が確認され専門家は「埋葬施設の存在と位置が特定できた大きな成果だ」と話しています。
桂川町の天神山古墳は6世紀の後半につくられたとされる全長68メートルの前方後円墳で、今年度の調査は3か所で実施され、きのう報道関係者を対象に、説明会が行われました。
それによりますと、古墳の西側の調査で石室につながる道が確認され、石室の位置がほぼ特定できたということです。
また、この道の状態から2回以上、埋葬が行われたとみられるということです。
そして2年前の調査で出土した土器の破片から復元された祭しで使われたとみられる土器も紹介されました。
九州大学の辻田淳一郎准教授は、「横穴石室の入り口と思われる墓への道を確認することができ埋葬施設の存在と、場所が特定できたことが大きな成果だと思います」と話していました。
桂川町教育委員会の長安慧学芸員は、「この地域では天神山古墳が最後の古墳になります。なぜこの古墳が最後になったのかを今後、調べていきたい」と話していました。
一般向けの天神山古墳の現地説明会はあさって行われる予定です。