「海の中道大橋」飲酒運転事故から16年 問われる県民意識

福岡市東区の「海の中道大橋」で幼いきょうだい3人が犠牲になった飲酒運転の事故からきょうで16年です。
事故のあと飲酒運転撲滅条例の制定など対策が強化されましたが、県内では検挙されたドライバーから比較的高い濃度のアルコールが検出されるケースが相次いでいて飲酒運転撲滅に向けた県民の意識が改めて問われています。
平成18年8月25日、福岡市東区の海の中道大橋で家族5人が乗った車が飲酒運転の車に追突された事故では幼いきょうだい3人が犠牲になり、当時の福岡市職員が危険運転致死傷などの罪に問われ懲役20年の判決が確定しました。
事故から16年になるきょう、現場の海の中道大橋を通りかかった女性は「飲酒運転は一時は減ったようですが、最近は多いと思います。若い人たちでも家族や子どもはいるのでどんな人でも絶対に飲んで運転してはいけないと思います」と話していました。
事故のあと飲酒運転の厳罰化が進み、福岡県では撲滅条例も制定されるなど対策や取り締まりが強化されました。
しかし、警察によりますと福岡県で飲酒運転による事故件数は減っているものの、酒気帯びなどの疑いで検挙されたドライバーの多くから比較的高い濃度のアルコールが検出されるなど重大な事故が懸念される状況が続いています。
海の中道大橋の事故を教訓に掲げた「飲酒運転は絶対にしない、させない、許さない、見逃さない」という県民の意識が改めて問われています。