旦過市場で大規模火災 商店街は緊急会議開くも被害把握できず

10日夜、北九州市小倉北区の旦過市場で火事がありおよそ2000平方メートルが焼けました。
一方、旦過市場商店街の関係者はけさ緊急の会議を開き、被災した店舗の把握を最優先に進めることなどを確認しました。
旦過市場の周辺では11日朝から市場に店を構える人たちが不安そうな表情で消火活動を見守っていました。
このうち、経営する青果店が焼けたという63歳の女性は「きのうは燃える様子を見ていましたが、次第にうちの店にも燃え移りました。残念です」と話していました。
また、鮮魚店を経営している63歳の女性は「規制線が張られていて自分の店の様子が確認できないので燃えているかどうかがわかりません。お盆前に刺身の予約もたくさんあったので電話帳が燃えてしまったらキャンセルの連絡もできずとても心配です」と話していました。
消防によりますと10日夜8時50分ごろ、北九州市小倉北区の旦過市場の近くの店舗から「天ぷら油に火が入った」と通報がありました。
火の勢いはきょう午前2時ごろに収まりましたが現在も建設用の機械なども使って消火活動が続けられています。
消防によりますと、およそ2000平方メートルが焼損したとみられるということです。
一方、旦過市場商店街の関係者は11日朝緊急の会議を開き、旦過市場商店街の役員や市の職員などおよそ10人が集まりました。
このなかでは被災した店舗の把握を最優先に進めることや今回被災した店舗を加えた新たな連絡網を作り、情報を共有していくことを確認しました。
旦過市場商店街の宇佐美雄介事務局長は「今のところ、正確な被害状況が把握できていない。なるべく早く営業再開したい思いはあるが、できるかどうかわからない。被災した店舗と営業が可能な店舗が混在しているので、連絡手段の構築を行っていく」と話していました。