長崎 原爆 当初の投下目標 小倉でも平和祈る式典 北九州市

長崎に原爆が投下されて77年になるきょう、当初、アメリカ軍が投下目標としていた北九州市でも平和を祈る式典が開かれました。
この式典は、北九州市が長崎に投下された原爆の当初の目標だったことから北九州市原爆被害者の会が毎年8月9日に開いています。
小倉北区の勝山公園にある祈念碑の前には被爆者や遺族などおよそ170人が集まりました。
はじめに北九州市原爆被害者の会の吉田龍也会長が「あの日のことを決して忘れることはありません。平和の大切さを次の世代に引き継いでいきたいです」とあいさつしました。
そして原爆が投下された午前11時2分には長崎の方角に全員で黙とうをささげました。
福岡県によりますと、県内の被爆者はことし3月末時点で4751人と去年より366人減っています。
また、平均年齢は84歳を超え被爆者の高齢化も進んでいます。
式典に参加した20歳の看護学生は「歴史は繰り返すと言われる中で、核兵器は絶対ダメだということを伝えていきたいです」と話していました。
吉田会長は「核をなくそうと活動してきたがロシアのウクライナ侵攻のニュースを見て非常に残念に思う。平和がいかに大切か、ひとりひとりが考えながら生活してほしい」と話していました。