送迎バス園児死亡事件から1年で追悼 中間市

福岡県中間市の保育園で5歳の園児が炎天下に送迎バスの車内に取り残されて熱中症で死亡した事件からきょうで1年になります。
バスが止められていた駐車場には多くの人が訪れて亡くなった園児を悼みました。
去年7月29日中間市の双葉保育園で倉掛冬生くん(当時5歳)が炎天下に駐車場に止められた送迎バスの車内におよそ9時間取り残され熱中症で死亡しました。
事件から1年になるきょう、保育園の駐車場に置かれた献花台には午前中から園に子どもを預ける保護者や地域の人など多くの人が訪れ、花やジュースを供えていました。
また、きょう保育園に登園したおよそ50人の園児も献花台で手を合わせていました。
北九州市から訪れた40代の男性は「亡くなった子どもが自分の子どもと同じ歳なのでひと事だと思えませんでした。暑かっただろうからせめて飲み物があればと思ってジュースを供えました。保育園では1人1人の子どもをちゃんと見てもらうことが大事だと思います」と話していました。
事件では送迎バスを1人で運転していた浦上陽子前園長と保育園内に引率する役割だった保育士が必要な注意を怠ったとして業務上過失致死の罪で在宅起訴されています。
遺族の代理人の弁護士によりますと裁判はことし秋にも開かれる予定です。