【九州・沖縄】福岡市のオフィスビル空室率 5%超 上昇続く

福岡市中心部のオフィスビルで、空室が増え続けています。
先月の空室率が5年9か月ぶりに5%を超え、再開発事業・天神ビッグバンが続くなかで今後の懸念も指摘されています。
オフィス仲介大手「三鬼商事」がまとめた福岡市中心部のオフィスビルの空室率は、先月は5.03%となりました。
空室率は4か月連続で上昇し、5%を超えたのは2016年8月以来、5年9か月ぶりとなります。
長引くコロナ禍で企業の業績が落ちこみ、リモートワークも普及したことが要因とみられます。
福岡市中心部では再開発事業・天神ビッグバンで今後もオフィスビルの建設が相次ぐなか、専門家は、需要と供給のバランスが崩れる懸念を指摘しています。
ニッセイ基礎研究所の吉田資主任研究員は「オフィスの需要は力強さに欠く状況で、今後も続いていくのではないか。高機能で大規模ビルの方がニーズを集められる。少し築年数が経っていて、機能が劣っているビルは苦戦してしまうかもしれません」と話しています。