衆院小選挙区 福岡県の区割り見直し案 1区4区の線引き変更

衆議院の小選挙区をめぐるいわゆる1票の格差を是正するため、政府の審議会は、小選挙区の「10増10減」などあわせて25都道府県、140選挙区の区割り案を岸田総理大臣に勧告しました。
福岡県では、小選挙区の数は今のままですが、1区と4区の線引きが変更されます。
政府の「衆議院議員選挙区画定審議会」は総理大臣官邸で会合を開き、おととしの国勢調査の結果などをもとに小選挙区の区割りを見直す案を決定し、岸田総理大臣に勧告しました。
岸田総理大臣は、「内閣としては、勧告をただちに国会に報告するとともに、勧告に基づき、必要な法制上の措置を講じていく」と述べました。
改定案によりますと、区割りが見直されるのは25の都道府県で、このうち福岡県では、小選挙区の数は今のままですが、1区と4区の線引きが変更されます。
具体的には現在、福岡1区に含まれている福岡市東区の多々良第一投票区と多々良第二投票区、八田投票区、青葉第一投票区、青葉第二投票区を隣接する福岡4区に移すとしています。
福岡県の服部知事は「1区を構成する東区の一部を4区に編入する旨の勧告がなされた。これは審議会で慎重に議論され、出された結論だと理解している。今回の勧告の趣旨と内容について、国そして県、市の選挙管理委員会で周知にしっかりと取り組んでいただきたい」とコメントしています。
きょうの勧告を受けて、政府は、秋の臨時国会で、公職選挙法の改正案を提出し、成立を目指す方針です。
成立すれば、新たな区割りは、1か月程度の周知期間を経て導入されることになっていて、その後の衆議院選挙から適用される見通しです。