福岡市内99業者が市が委託した公園のせん定費用水増し請求

福岡市は、市内の99の業者が市が委託した公園の樹木のせんていなどで必要な費用を水増しして請求し5100万円余りを不正に受け取っていたと発表しました。
このうち不正なケースのおよそ7割に関わっていたとして、福岡市西区の造園会社の代表取締役を詐欺の疑いで刑事告訴しました。
市によりますと、市内の99の業者は公園や公共施設で樹木をせんていし、処理場で枝などを焼却した際に受け取る処分伝票をコピーして複数の部署に提出し、必要な費用を水増しして請求し、5100万円余りを不正に受け取っていました。
このうち福岡市西区にある造園会社「幸陽庭園土木」は不正な伝票のおよそ7割に関わっていたとして市は、きょう付けでこの会社の代表取締役を詐欺の疑いで警察に告訴しました。
市によりますと各業者は、これまでに不正に受け取っていた分を全額、市などに返したということです。
福岡市は再発防止策としてこれまで伝票のコピーをもとに支払っていたのを、去年12月から原本を提出するよう改めました。
福岡市技術監理課は「多額の公金をだまし取った悪質な犯罪行為であるため、刑事告訴しました。今後、このようなことが起こらぬよう再発防止に努めたい」としています。