インドで広がる「デルタ株」 早期発見へ検査始まる

インドで広がる変異ウイルス「デルタ株」を早期に発見しようと、福岡市と北九州市で検査が始まりました。
厚生労働省は、「デルタ株」かどうか調べる検査を感染者のおよそ4割で行うことを目標とし、都道府県などに検査の実施や報告を求めています。
これを受けて、▼福岡市は、市の研究所で、おととい、新たに検査を始めたほか、▼北九州市も今月7日から始め、いずれも感染者の4割程度を目指すとしています。
一方、福岡県は、県の研究所で行っているウイルスの遺伝子解析を通じ、「デルタ株」でないか確認を進めていて、新たな検査を行う予定はないとしています。
県内では、これまでのところ、「デルタ株」は確認されていませんが、イギリスで広がった変異ウイルス「アルファ株」よりもさらに感染力が強い可能性が指摘されていて、検査を通じて感染の広がりをいち早くつかみ、対策につなげることが求められています。
一方、「アルファ株」などにみられる主な変異については、県内の感染者で確認される割合がすでに8割から9割に達し、検査の意義が薄れていて、県などは、今週に入って順次、検査を終えたということです。