「漫画村」元経営者に検察4年6か月求刑

人気漫画を無断で掲載した海賊版サイト「漫画村」をめぐる裁判で、著作権法違反などの罪に問われているサイトの元経営者に対し、検察は「犯行は、他人が苦労して作り上げた作品の著作権を侵害し、文化の発展を妨げるものだ」として、懲役4年6か月と罰金1000万などを求刑しました。
「漫画村」の元経営者、星野路実被告(29)は、人気漫画「ONEPIECE」や「キングダム」の画像データを公開して誰でもダウンロードできるようにしたほか、広告料として得た6200万円あまりを他人名義の口座に振り込ませるなどして違法な収益を隠したとして、著作権法違反と組織犯罪処罰法違反の罪に問われています。
7日の裁判で検察は「サイトの更新やアップロードを共犯者に指示するなど、漫画村を主体的に運営していた被告は、数多くのユーザーがクリックすることで得られる広告収入を匿名性の高い口座に振り込ませ、刑事責任を免れようとした」と指摘しました。
その上で「自己中心的で利欲目的の犯行は、他人が苦労して作り上げた作品の著作権を侵害し、文化の発展を妨げるものだ」として、懲役4年6か月と罰金1000万円、6200万円あまりの追徴金を求刑しました。
判決はことし6月2日に言い渡されます。