小川知事が辞職願提出 知事選へ

がんで入院している福岡県の小川知事は、治療が長期化するため22日、辞職願を提出しました。
4月中旬までに知事選挙が行われる見通しです。

原発性肺腺がんで入院している福岡県の小川知事は、22日午後、九州大学病院で服部副知事と面会しました。
そして、治療が長期化するため知事を辞職する意向を伝え、辞職願と県民へのメッセージを副知事に預けました。
このあと服部副知事は辞職願を県議会の議長に届けました。
副知事によりますと、小川知事は3月24日付けで辞職するということです。
職務を代行している服部副知事はこのあと記者会見を開き、小川知事のメッセージを代読しました。
メッセージで小川知事は「早期復帰を果たすべく、治療を受けてきたが、思うように効果が上がらず、引き続き入院加療が必要となり退院復帰の見通しが不透明になってしまった。病状と体力を考えるとこれまでのように知事としての責任と役割を果たせないため断腸の思いで決断に至った」と説明しました。
その上で「皆さまには大変申し訳なく、私自身とても悔しく残念でならない。これから先治療に専念する」としています。
服部副知事は「知事は、県民へのおわびとお礼を繰り返し言っていた。知事からは県政に混乱を招かないようにと指示があった」と述べました。
小川知事は71歳。
旧通産省に入り、特許庁長官や内閣広報官などを経て、平成23年の福岡県知事選挙で初当選し、現在、3期目で、新型コロナウイルスへの対応などにあたってきました。
辞職願を受け取った議長は22日、小川知事の辞職を県選挙管理委員会に通知し、公職選挙法に基づいて、知事選挙は23日から50日以内の4月13日までに行われます。
このため、新年度予算案が成立して県議会が閉会する3月24日の翌日の25日告示、4月11日投票の日程で行われる可能性が有力視されています。
県選挙管理委員会は23日、臨時の委員会を開き、知事選挙の日程を決定することにしています。