WBC日本優勝で湯浅投手の地元の三重県尾鷲市でも喜びの声
野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本が優勝したことを受け、日本代表の湯浅京己投手の地元、三重県尾鷲市では日本の優勝と湯浅投手の活躍を祝う垂れ幕が掲げられるなど喜びに沸きました。
尾鷲市出身で阪神から日本代表に選ばれた湯浅投手は、中継ぎとして、1次ラウンドの中国戦とオーストラリア戦に登板したほか、準決勝のメキシコ戦では8回のピンチに登板し最少失点で切り抜けるなど活躍しました。
日本の優勝を受け、市役所には22日昼前、「祝WBC日本代表湯浅京己選手優勝おめでとう!」と書かれた縦およそ2.5メートルの垂れ幕が掲げられました。
湯浅投手の小学生時代のチームメートで、市役所に勤務する中森翼さんは、「前回日本が優勝したとき私は小学生で、そのとき一緒にプレーしていた湯浅投手が重要な場面を任される立場で世界一に貢献できたことはとてもうれしいです。三振を奪う姿がとてもかっこよかったです」と話していました。
また、湯浅投手の恩師で、中学時代に所属していた「伊勢志摩ボーイズ」の廣肇監督は、「よくやったと声をかけてあげたいです。教え子がここまでやるとは夢にも思いませんでした。心身ともに大変だったと思うので、ねぎらってあげたいです」と話していました。