稲葉篤紀さん北名古屋市自宅に空き巣 WBCの記念指輪も被害
東京オリンピックで野球日本代表の監督を務めた稲葉篤紀さんの愛知県北名古屋市にある住宅が今月、空き巣の被害にあっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
現金およそ360万円のほか2009年に日本が優勝した第2回WBC=ワールド・ベースボール・クラシックに出場した際の記念の指輪が盗まれたということで、警察が詳しい状況を調べています。
捜査関係者によりますと今月11日東京オリンピックで野球日本代表の監督を務めた稲葉篤紀さんの愛知県北名古屋市にある住宅の部屋の中が荒らされているのを外出先から帰宅した稲葉さんの父親が見つけました。
警察が確認したところ現金およそ360万円のほか、稲葉さんが選手として出場し優勝を果たした2009年開催の第2回WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの記念の指輪などの貴金属類が盗まれていたということです。
稲葉さんは現在、プロ野球の日本ハムでゼネラルマネージャーを務めていて、今回、空き巣の被害にあった住宅は稲葉さんが所有し、父親が住んでいたということです。
近くでは不審な車両の目撃情報もあるということで警察が当時の詳しい状況を調べています。
稲葉篤紀さんは「こうした犯罪が身近なところで起こるとは思ってもいなかったので大きなショックを受けています。家族が喜んでくれた大切な思い出まで持っていかれたようでことばもありません」とコメントしています。