エドヒガン桜の変種が見ごろに 柴田町

柴田町にある仙台大学で、エドヒガン桜の変種が去年よりも早く開花し、見ごろを迎えています。

柴田町にある仙台大学の構内には、ソメイヨシノを中心に50本以上のさまざまな種類の桜の木が植えられています。
このうち、開学した昭和42年にはすでに植えられていて、樹齢50年以上とされるエドヒガン桜の変種で早咲きの桜が24日午前中に、きれいに咲きそろい、満開となっていました。
大学の広報課によりますと、ことしは去年より9日ほど早い、今月20日に10輪以上の開花が確認されたということです。
大学によりますと、この桜は花びらがやや大きく、淡いピンク色に見えるのが特徴で、植えられている場所は日当たりが良いうえ、冷たい風を遮る建物のそばにあるため、毎年、早く咲き始めるということです。
大学の構内にあり、職員と学生など限られた人しか見ることはできないということですが、陸上部の男子学生は「練習場に行く途中にある桜で、開花を楽しみにしていました。ことしも春が来て新学期が始まるんだなという気持ちになりますね」と話していました。