丸森町18.4度 各地で4月中旬から下旬並みの暖かさに
2月28日の県内は、各地で気温がぐんぐん上がり、丸森町で18.4度を観測するなど、4月中旬から下旬並みの暖かさとなりました。
3月1日も暖かくなる見込みで、気象台は、なだれに注意するよう呼びかけています。
仙台管区気象台によりますと、28日の県内は高気圧に覆われて広い範囲で晴れたほか、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は、丸森町で18.4度と27日よりも8度上昇したほか、亘理町で17.6度、仙台市で17.5度、大崎市鹿島台で17.1度を観測するなど、県内各地で4月中旬から下旬並みの暖かさとなりました。
また、平年と比べ7度から10度高くなり、県内19の観測地点のうち、17の地点でことし最高気温となりました。
仙台管区気象台によりますと、3月1日も県内は高気圧に覆われ、気温が高い状態が続く見込みで、3月1日の最高気温は、仙台市で16度、石巻市、白石市で15度、大崎市古川で13度と予想されています。
気象台は、なだれに注意するよう呼びかけています。
4月下旬並の暑さとなった仙台市の中心部では、コートを脱いで手に持って歩く人たちの姿が多く見られました。
愛犬を連れた40代の男性は、「朝から暖かく、ダウンコートを脱いだので散歩しやすいです。寒さのピークが過ぎたと実感しました。もう気分は完全に春モードです」と話していました。
また、80代の母親と50代の娘は「うきうきして出かけたくなる散歩日和なので、ふだんより遠くまで足を伸ばしました。きのう、風が強くて寒かったので、きょうも着込んでしまい、後悔しています」と話していました。