伊達家の豪華なひな飾り展示 園児が見学 角田市郷土資料館
仙台藩主、伊達家の姫が嫁入りの際に持参したとされる豪華なひな飾りの展示会が角田市で開かれ、地元の子どもたちが見学に訪れました。
角田市郷土資料館で展示されているのは、江戸時代に仙台藩、伊達家の姫が角田城主の石川家に嫁ぐ際に持参したと伝わる豪華なひな人形や、伊達家の家紋が入った金のまき絵のひな道具などです。
21日は、地元の幼稚園に通う5歳と6歳の園児およそ50人が訪れ、歴史を感じるひな人形やひな道具などについて説明を受けながら見学しました。
このあと、子どもたちはひな飾りの前で童謡の「うれしいひなまつり」を元気に歌い、会場に飾られた江戸時代から平成にかけてのさまざまなひな人形も見てまわり、ひと足早く、ひな祭りの雰囲気を楽しんでいました。
6歳の女の子は「いつも見ているひな人形よりもすごくきれいでした。ことしも楽しいひな祭りにしたいです」と話していました。
この展示会は、休館日の月曜日を除いて3月19日まで開かれます。