日本の文化に親しんで 小学生が琴の演奏を体験 柴田町

楽器を通して日本の文化に親しんでもらおうと、小学生たちが琴の演奏を体験する授業が柴田町で行われました。

この体験授業は、伝統的な楽器を通して日本の文化や音色の美しさを知ってもらおうと、柴田町の槻木小学校で15年以上前から行われています。
体験授業には6年生の児童が参加し、地元で琴の教室を開いている砂金美代子さんらが講師に招かれ、軽やかなリズムが特徴の「飛躍」という曲が披露されました。
そのあと、児童たちは実際に琴を体験し、基本の所作や、弦をはじくために指先につける爪のつけ方の説明を受けて、きれいな音色が出すための弦のはじき方などを教わっていました。
そして、およそ30分ほどかけて弾き方を習った子どもたちは、最後に「きらきら星」に挑戦し、美しい音色を響かせて琴の演奏を楽しんでいました。
6年生の女子児童は「最初は難しかったけど、やっているうちにどんどんおもしろくなっていって、最後は聞いていると心がふわふわするようなきれいな音が出せました」と話していました。