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「高校総体で優勝を!」 アイスホッケー 日本代表GKが 高校最後の大会へ

2020-01-15 午後 0:00

1月22日に北海道帯広市で開幕する冬の高校総体。注目は、アイスホッケーの日本代表に選ばれている白樺学園のゴールキーパー佐藤永基選手(18)。2年ぶりの優勝を目指します。

スーパー高校生は自信あり!

佐藤永基選手

失点をしないでしっかりシュートを止めて、チームを勢いづけられるようなプレーをしてしっかり最後帯広なんで、優勝したい。

優勝できる自信はあります。

 

意気込みを力強く話してくれたのは、白樺学園3年生の佐藤永基選手。16歳から日本代表に選ばれている「スーパー高校生」です。

 

 

佐藤選手は、身長1メートル74センチ。ゴールキーパーとしては小柄ですが、素早くシュートコースをふさぐ高い技術には、定評があります。去年夏の全国高校選抜大会では、1試合平均1失点という安定した守りで優勝に貢献。大会MVPに選ばれました。

 

佐藤尚輝キャプテン

 

「自分たちのピンチの時も落ち着いて冷静に止めてくれる」とチームの佐藤尚輝キャプテン。

 

湊谷匡晃監督

 

湊谷匡晃監督も「プレーだけでなく精神的な部分の安定感も評価できる」と信頼を寄せています。こう高く評価されている佐藤選手を支えているのは何か。それは、小さい頃からの憧れの選手です。

日本代表最年少GK 憧れの選手と世界の舞台で

福藤豊選手

 

その憧れの選手とは、日本代表の正ゴールキーパー福藤豊選手。アジアリーグの日光アイスバックスに所属しています。世界最高峰のリーグ・NHLで日本選手として初めてプレーしたアイスホッケー界の“レジェンド”です。

 

 

佐藤選手は去年11月にも日本代表として国際大会に参加。福藤選手は、イタリア戦で途中出場した佐藤選手に、こう声をかけました。

福藤豊選手

彼が出場する時に1つ、“自分が持っているもの以上は出せないと思うので、自分ができることに集中して試合に臨め”。

 

佐藤選手は、憧れの選手のこの言葉で落ち着いてプレーすることができたと言います。

 

佐藤永基選手

福藤選手は小さい頃からの憧れの選手だったので一緒にプレーできてすごくうれしかったです。

落ち着いて、自信というか、負けない気持ちをもって試合に挑んでいます。

 

こう笑顔で話してくれた佐藤選手。イタリア戦では無失点で日本の勝利に貢献しました。この経験は、佐藤選手の大きな自信につながりました。

福藤選手も佐藤選手について、「ゴールキーパーに必要なスケートやセーブの技術がこの年代にしては完成されていて、すばらしい。日本代表を背負っていくゴールキーパーになってくれると思う」と大きな期待感を示しています。

2年ぶりの高校総体優勝へ

 

高校総体まで、およそ2週間。佐藤選手が、磨きをかけているのはパックをはじく方向をコントロールする能力です。ゴール前で不用意にパックをはじくと相手に連続でシュートチャンスを与えてしまい失点につながります。ゴールキーパーにとって難しい技術の1つです。

 

 

このため、佐藤選手は、常に頭を振って、敵と味方の位置を瞬時に確認し、選手の少ない方にパックをはじくよう1回1回意識して練習に取り組んでいます。

 

 

さらに、デコボコのボールを使ったトレーニングも欠かしません。

 

 

「このボールは落とした時に角度が変わるので、しっかり反応して取る」と佐藤選手。その成果もあって氷上の練習では、目の前で軌道が変わるパックにも冷静に対応していました。佐藤選手が所属する白樺学園の初戦は1月24日。青森の八戸高校と宮城の東北高校の勝者と対戦します。

 

 

『将来はプロになりたい』と夢も語ってくれた佐藤選手が有終の美を飾れるかどうか。氷上での熱い戦いが楽しみです。

加藤美穂

釧路局で3年間キャスターを務めたあと、平成31年4月から札幌局でスポーツ担当。
アイスホッケーやバスケ、パラスポーツの取材に力を入れている。

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