ストーリーラグビー

誰でも楽しめるタグラグビー!ノーサイドの精神を小学生から――

2020-03-19 午後 0:00

2019年のラグビーワールドカップで盛り上がった日本。激しくぶつかりあうイメージの強いラグビーですが、年齢・性別に関わらずに誰でも楽しめる“タグラグビー”というスポーツがあります。「ラグビーやってみたい!」というお子さんにもおすすめです。

安全で誰でも楽しめるタグラグビー

タグラグビーはラグビーの大きな特徴であるタックル・スクラムなどの身体接触を一切排除した競技。子どもでも女性でもだれでも安全に楽しむことができます。

 

 

タグラグビーで使われるボールはラグビーと同じ楕円球です。小学生の場合は3号球(中学年以下)か4号球(高学年)。1チームの人数は4人もしくは5人で、試合時間は5分ハーフが一般的です。ラグビー同様、攻めるときに自分より前にいる味方にパスをだすのはNG、キャッチミスでボールを自分の前に落としてしまうことも「ノックオン」という反則になります。

 

 

最大の特徴は腰の左右につける2本の“タグ”。

 

腰に付けている黄色い帯状のものがタグ

 

 

攻めてくる相手を止めるためには、ボールを持っている人の腰についているタグを取り、「タグ」と審判に聞こえるようにタグをあげます。タグを取られたプレーヤーは前に進むことをやめ、味方にパスを出します。取られたタグを手渡しで返してもらい、再び腰に付けるまではゲームに参加できません。攻めている側が4回タグをとられたら攻守交代です。

 

 

また、タグラグビーにキックはなく、得点はすべて「トライ」と呼ぶのも特徴のひとつです。タグが2本ついた状態で両足がゴールラインを超えてインゴールに入ったら、トライ(得点)で1点になります。

 

 

このタグラグビー、“ノーサイド精神”を子どものうちから学ぶことができることもあり、実は全国的に人気のあるスポーツなんです。経験者の中からはラグビーの日本代表やジャパントップリーグで活躍している選手も出ています。

全国大会が開催されると聞いて、取材班はその現場を取材しました。

タグラグビーの強豪チームが集まる全国大会

大会のトーナメント表

 

 

2020年2月、東京都調布市にあるアミノバイタルフィールド。ここで「サントリーカップ第16回 全国小学生タグラグビー選手権大会」が開催されました。予選大会・ブロック大会を勝ち抜いた全国の小学生24チームが全国一を決める大会です。

 

2日目トーナメントの様子

雨の中行われた決勝トーナメントは――

大会の日程は2日間。1日目は4チームずつ6プールに分かれてて総当たり戦で順位を決め、プール1・2位のチームが2日目にトーナメントで日本一を決める方式です。

 

 

しかし、大会2日目はあいにくの雨。朝のうちは選手たちが雨をもろともせずグラウンドを走りまわり、勇猛にプレーしていましたが…

降り続いた雨でグランドの状態が悪化し、選手の安全を考慮して昼頃に中止が決定されました。

順位をつけず、全24チームが1位となりました。

グランドには、悔しそうな表情を浮かべる選手たち。応援する保護者や監督の前で涙する選手もいました。

 

応援にかけつけた保護者にあいさつする選手たち

タグラグビーを通して学べることは――

全国各地から大会に参加した選手や監督に話を聞いてみたところ、タグラグビーへの愛や、やる気に満ちあふれた答えをいただくことができました!

 

日詰サンライズ(岩手)

 

 

「タグラグビーで一番楽しいのは、チームで協力してトライをすること!」

 

諫早クルセイダース(長崎)

 

 

「2年連続で全国大会に出場しているので、先輩たちが残した成績を少しでも超えていきたいと思っています」

 

財光寺ランランラガーズ(宮崎)

 

 

「去年のラグビーワールドカップを受けて、子どもたちがラグビーにさらに親しみを持ち、練習でも積極的になりました。来年に向けて勝てるチーム作りをしていきたいです」

 

東雲グレートファイターズ(愛媛)

 

 

「普段は1年生から6年生の約80名で活動しています。合言葉が“ONE TEAM”になり、練習の時も子どもたちはその言葉とともにがんばっています」

 

山田レッドタグスピリッツ(滋賀)

 

 

「タグラグビーを通じて仲間を信じる気持ちや感謝の気持ちを学べていると思います。また、男女の体格差関係なくみんなできてチームが一団となれることが、子どもたちにとって教育的にもいいと思います」
「来年は日本一を目指したいです!」

 

 

 

小学生だけではなく中学生や大人も参加できるイベントもあるタグラグビー。ラグビーの魅力をより一層知りたい方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス

RANKING人気のトピックス

アクセス数の多いコンテンツをランキング形式でお届け!