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投げキッスで試合スタート!?フェンシングって面白い

2019-09-24 午前 09:00

2008年北京オリンピックで、太田雄貴選手が日本人初のメダルを獲得したことで一躍話題となったフェンシング。剣でひょいっと突きあうようなイメージはあるものの、ルールはよく知らない…という方必見!

 

フェンシングの格好良さを知れば、ますます試合が見たくなること間違いなしです!

実はふにゃふにゃ?剣のヒミツ

 

フェンシングは剣で体を突きあうスポーツですが、やっぱり剣が特徴的ですよね!

 

実は意外とふにゃふにゃなので突かれても全く痛くないんです。

 

剣の先端は尖っておらず、ボタンになっています。

 

 

このボタンが金属のジャケットを着ている胴体と接触すると、ワイヤレスでつながっている審判器のランプが点灯。

 

 

このように色付きのランプが光ったら得点が入ります。右の選手が突いたら緑ランプ、左の選手が突いたら赤ランプが点灯。どちらが早く光るかを競うのです。

 

 

また、金属以外のところと接触した場合は得点が入らずに白ランプが点灯。

 

このように、ランプの色で今の突きが決まったのか一目瞭然ですね。

 

素早い剣先のスピードに目が追いつかず、どこを突いたのか見落として試合展開が分からなくなることがあります。そんな時はぜひ審判器に注目して、実況より先に結果をチェックしちゃいましょう!

第1回大会から続く、由緒ある競技

 

日本での初メダルが最近だったこともあり、比較的新しい種目かと思われがちなフェンシングですが、実はオリンピック第1回大会から休まず続けられている競技のひとつ!水泳や陸上と同じく、とても歴史が長いスポーツなんです。

 

そんなフェンシングは、種目が3つに分かれています。

 

 

大きな違いは得点の入る場所(赤い部分)。

 

フルーレは上半身のみ、エペは足の裏を含む全部、サーブルは上半身のみで突きだけでなく斬りも得点となります。

 

北京オリンピックで銀メダルを獲得した太田雄貴選手はフルーレに出場しました。

 

 

種目名の響きからもお察しの通り、フェンシングのルールはすべてフランス語。

 

これは当時バラバラだったルールを統一する時、フランスで会議が行われたからなんです。

 

もし別の国だったら、また違った種目名になっていたかもしれませんね。

挨拶はまるで王子様!ファンがメロメロな理由

 

フェンシングの試合は、3分3セット、15点を先取した方が勝ち。

 

 

試合をするスペースは幅1.5〜2メートル、長さ14メートルの細長いピストと呼ばれるコートです。

 

 

試合が始まる前には、「Salut(サリュ)」とあいさつ。

 

剣のガードに口元を寄せ、剣先を相手に向けます。さながら投げキッス!

 

人気選手の挨拶には、ファンも黄色い声を挙げて大歓喜です!

 

 

そして試合がスタート!

 

フルーレの試合では剣と剣が激しくぶつかりあいます。

 

どちらの選手に得点が入ったかランプで確認できるし見ていてもわかりやすい!
…と思いきや、知っていないとわからないことがあるんです。

 

 

それは“攻撃権”という概念。

 

これは先に攻撃を仕掛けた選手に与えられ、防御側は、相手の攻撃を阻止する(剣を叩く、払う、または相手の動きを止める)ことにより奪うことができます。

 

この権利を持っていないと、いくら突いても意味がありません。つまり、攻撃権を持っている時しか得点を入れることができないのです。

 

そのため、攻撃権を奪い合う激しい剣の応酬が見どころになるのです!
攻撃権の有無は、審判器では判断できないため、審判の判定を待つほかありません。

 

いかに相手の攻撃を防御して攻撃権を手にするか。相手に防御をさせずに攻撃権を持ち続けるか。一瞬にして攻守が切り替わる、そんなハラハラ感がファンを魅了しているのです!

 

フェンシングの魅力は伝わりましたでしょうか?
ルールはフルーレのものを主に紹介しましたが、全身OKなエペでは攻撃権がなく、どちらのランプが先に点灯したかのみで勝負が行われるので、初心者にもわかりやすくなっています。

 

ぜひ東京オリンピックでは、一緒にハラハラ感を味わいながら楽しみましょう!

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