ストーリーラグビー

明治大学 “ONE TEAM” で苦難を乗り越えて

2020-12-08 午後 0:30

12月6日に行われた関東大学ラグビー対抗戦の早明戦。去年に続いて対抗戦を制した明治大学を取材。見えてきたのはONE TEAMで苦難を乗り越えてきた選手たちの姿でした。

 

 

明治大学の象徴ともいえるスクラムの強化。今年は新型コロナウイルスの影響で特別な苦労がありました。4月、ラグビー部は東京に出た緊急事態宣言よりも前に活動休止を決定。7月に活動再開するまで個人練習中心で、スクラムを組む時間が例年よりも少なくなってしまいました。

 

さらに、例年は春季大会、夏の菅平合宿で行う他校との試合を通じてスクラムをさせるのですが、それも叶わず、経験不足が不安要素でした。

 

三好 優作 選手

 

4年生の三好優作選手も「スクラムを組んだ時間は去年の半分程度に減った。数が少ない分、スクラムが終わった後に議論する時間を増やした」と話していました。

 

そうした不安を解消するために行ったのが”スクラムトーク”と呼ばれる話し合いです。

 

 

選手A「スクラムでヒットする時、もうちょっと前にいきたい」

 

選手B「去年より右肩が使えていないと思う」

 

練習後、納得いくまで、お互いの感じていることを話していました。

 

“スクラムトーク”の成果が現れたのが帝京大学戦。序盤、スクラムを組む8人の合計体重で30キロ以上重い帝京に押され苦戦します。

 

村上 慎 選手

 

しかし、試合中にスクラムの最前列を担当する3年生のプロップ村上慎選手が「自分の対面の選手があまりプレッシャーをかけてこない、自分を中心に押そう」と話して、押し方を修正。すると相手から、スクラムを崩す反則を奪うことができ、試合のペースを握るきっかけとなりました。

 

対抗戦を逆転優勝で飾った明治。大学選手権でも、伝統のスクラムを軸に、どこまでONE TEAMで勝ち進むのか、注目です。

この記事を書いた人

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荒川 慶

NHKスポーツ情報番組部。オフィスブラウ所属。学生時代はサッカー少年。相撲の他に大学ラグビーの企画を多数制作。

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