特集 ねほりんぱほりん「羽生結弦で人生変わった人」

モグラに変身した山里亮太とYOUが、豚に変身した顔出しNGのゲストからねほりはほり聞き出す人形劇赤裸々トークショー番組「ねほりんぱほりん」。今回は「羽生結弦で人生変わった人」たちが登場します!
(2019年3月6日放送の番組を元に再構成しています)
羽生結弦選手と言えば、オリンピック2連覇、史上最年少での国民栄誉賞受賞などで知られるフィギュアスケート界の世界的スーパースター。羽生選手のファンになったきっかけから応援にかける費用、ついついやっちゃう“羽生ファンあるある”まで、驚くべき実態が明らかに…。
人生が変わるほどハマった人たち
今回お話を聞くのはこちらの3人。
ユミコさん(仮名)50代/フリーランスのヘルスコンサルタント
・羽生選手は救世主のような存在!
・羽生選手に影響を受けて、ピュアに生きることに!
ハルさん(仮名)40代/主婦・パート勤務
・羽生選手に出会う前は育児ノイローゼで将来の不安を感じる…
・羽生選手のおかげで、今まで灰色だった世界がピンク色に!
メイさん(仮名)20代/介護施設勤務
・“不良”から更生。羽生選手に出会っていなかったらただのヤンキーだった!
ソチ落ち?ピョン落ち?ファンになったきっかけは?
まず深掘りするのは、彼女たちの人生の転機とも言える“ファンになったきっかけ”。
ちなみに羽生選手ファンの間では、2014年のソチオリンピックでファンになった人を“ソチ落ち”、2018年のピョンチャンオリンピックでファンになった人を“ピョン落ち”と言うのだとか。さて、ゲスト3人のきっかけは?
ユミコさんの場合
以前は仕事漬けでテレビを見ない生活が十数年続いていたというユミコさん。仕事のリサーチでパソコンをいじっていたとき、たまたまYouTubeでピョンチャンオリンピックのエキシビションを目にし、“ピョン落ち”したと言います。
ユミコさん
「うわぁきれいって思って、見終わったら鼻をたらしながら号泣していて」
その後すぐ羽生選手の動画を何百本と検索したというユミコさん。夜中3時頃から見始め、気づいたら次の日のお昼に!それから来る日も来る日も1日15時間も動画を見るほどハマってしまったんだとか。
ユミコさん
「常に全力、常に純度100%の羽生選手を日々見ていたら、私自身もピュアでいたいという思いがあふれ出てきて…」
実は当時、パートナーとの離婚を考えていたユミコさん。話し合いが進まず離婚をあきらめていたのが「結婚生活を続けたら自分の人生がウソになる」と一念発起。その後無事離婚が決まり、元パートナーは不思議と会話も増え、むしろ前より仲良くなったそう。
メイさんの場合
高校3年の2月に“ソチ落ち”したというメイさん。当時は不良で、夜遊びして深夜帰宅したある日、たまたまつけっぱなしになっていたテレビで目にしたのがソチオリンピックで滑る羽生選手。その演技に目が奪われたと言います。
メイさん
「見終わった瞬間、鳥肌というか…同年代でこんなにすごい人がいるんだって。そこからもう、人生がぶわーって変わりました。」
その後介護の専門学校に進路を決めたメイさん。羽生選手が震災で家や大切な人を失った人たちにも元気を与えている存在だと知り、自分も人の役に立ってみたいと思うようになったのだとか。
ハルさんの場合
2014年、埼玉での世界選手権を生で見て「心も体も完全にやられた!」と語るのは、2人の子どもを持つハルさん。スケジュール帳には子どもの行事よりもまず羽生選手の大会やチケット販売日を書き込む、夫に子どもを預け1泊や日帰りで応援に行くなど、だんだん家庭よりも羽生選手を優先するように…。
そんなハルさんは羽生選手と出会う前、実は育児ノイローゼに悩み「自分は一生子どもを育てていくだけで終わってしまうのかな」と不安を抱えていたそう。
ハルさん
「そのときに羽生君に出会って、彼のことを考えるだけで、自分の気持ちが落ち着くようになったんです」
その後、人生の時間の使い方を色々考えられるようになったというハルさん。応援などで子どもと会えない時間ができることで、子どもの大切さも分かるようになったと言います。
応援にかけたお金は数百万⁉でも“実質タダ”の理由とは?
ところで気になるのは、羽生選手ファンが応援にかける費用。例えば一般的に海外の大会に応援に行った場合、大会前日の公開練習から最終的なエキシビションまで4日間通しでざっくり35万円もかかるんです!3人がこれまでかけた費用や、お金のやりくり術とは…?
ハルさんの場合
・これまでかけた応援費用は300万ほど!
・週3回のパート代4万と独身時代の貯金を切り崩してやりくり
ユミコさんの場合
・年収1,300万円以上稼いでいたのが半減!
・港区にあった広いオフィスを引き払い、パソコン1台でできる仕事だけにシフト
・趣味だった美術品・骨董品を質屋に売って断捨離!
メイさんの場合
・これまでかけた応援費用は最低500万!
・ “羽生口座”を作り、お給料はまずそこに入れてから生活費を別口座に移し替える
・普段の食事は“サバ缶ごはん”。介護施設で給食の残りをもらい食費節約
たくさんお金がかかってさぞかし大変…と思いきや、彼女たち曰く応援費用は実質タダ(⁉)とのこと! なぜなら、彼女たちにとって応援費は生きるために必要な費用、いわば“生命維持費”(!)。だから「お金を使っている」という意識はないのだとか。
ちなみに20代のメイさんをはじめ、彼氏も今作る気は全くないとのこと。羽生選手を見てしまったら、他の男性はもはや“じゃがいも”にしか見えないようで…。
ファンならではのルール・マナーがある⁉
アイドルファンなどの間ではコンサート後などによく見られる“出待ち”。羽生選手ファンの間でも出待ちってするの…?と思いきや、意外にも3人口を揃えて「出待ちは絶対しない」のだとか!
メイさん
「私たちって、羽生さんの人生を見させていただいている側っていうのを忘れないようにしなきゃいけないと思うんですよね。羽生さんが見せるところ、見せないところってあると思うんですよ。それで見せないところを、無理に出待ちとかして見に行ったりするのってやっぱりマナー違反かなって思って」
ハルさん
「羽生君自体がマナーがすごくいいので、ファンの方もマナーがいい人が多いですね」
“人のことを押さない”などをはじめ、10万人以上集まった凱旋パレードの時にはなんと、ゴミがひとつも落ちていなかったのだとか!
羽生選手からファンレターの返事が来る⁉
大会やアイスショーの会場に設置されているという各選手へのプレゼントボックス。ファンたちは皆それぞれ贈りたいものを入れるものの、すぐいっぱいになってしまう羽生選手のプレゼントボックスには横にスタッフが立っていて、新しいボックスへの交換が度々行われているのだそう。
プレゼントはファンレターを贈ることが多いというメイさん。本人がきちんと読んでくれているか気になるところですが、なんとファンレターには皆返事が来ているのだとか‼
メイさんはそんな返事の手紙を大事に保管するため、なんとラミネートして冷凍保存!
ひょっとしたら羽生選手の何かが、1ミクロンでも残っているかもしれない…そんな切なる思いが伝わってきますね…。
1207に過剰反応⁉羽生結弦ファンあるある
ファンならもはや当たり前⁉ ファンの間では、ファンならではの“ついやっちゃうこと”がたくさんあるのだとか。そんな“羽生選手ファンあるある”がこちら!
・“ゆず”のつくものが好き
居酒屋行ったら“ゆずみつサワー”、入浴剤なら“ゆず”など、“ゆず”がついていると好んで選んでしまう。
・シルバーアクセサリーがつけられない
金メダルへのゲン担ぎ⁉ 「金のものを買わないと!」とゴールドカラーにも敏感になってしまう。
・写真フォルダ内の画像は万単位
1試合あれば、数百数千の写真撮影は当たり前。お気に入り写真は“超見るフォルダ”を作って整理するのがおすすめ。
・4Aに敏感
4Aとはフィギュアスケート界でまだ誰も成功したことのないジャンプの大技、4回転アクセルのこと。羽生選手が目標と公言していることから「仕事でA4 の紙発注するの超楽しい」「新幹線の座席は4A」など、ファンの間でも4Aは沸騰ワード!
・1207に過剰反応
“1207”といえば羽生選手の誕生日、12月7日を示す数字。「時計を見たら12時7分だった」「買い物レシートの時間が12時7分だった」など、それだけでもつながりが持てたような気がして笑顔になってしまう。
「生きているだけでインスタ映え」「演技が始まる前のたたずむような精かんな顔立ちを見るだけでごはん何杯でもいける」など、収録後もなお続いた彼女たちの尽きることのない熱いファントーク。
自分の全てを捧げられる愛すべきものが見つかった彼女たちは、それだけで人生を何倍も楽しめているに違いありません。