ストーリーパラスポーツ

テクニック満載!車いすバスケットボールの魅力

2020-11-16 午前 10:50

巧みな車いす操作や華麗なパスワーク、激しいプレーが魅力の車いすバスケットボール。日本は世界で上位にこそ絡めていないものの、国内には70チームもあるんです!

 

今回は、そんな車いすバスケットボールについてご紹介します。

車いすバスケットボールってどんなスポーツ?

 

車いすバスケットボールの発祥は?アメリカで、戦争により車いす生活になった軍人の間で始まったという説と、イギリスで発祥したという説があります。

 


選手それぞれの障害の程度によって持ち点が設定されていて、コートに出る選手5人の合計が14.0点以内になるように編成されます。障害の重い選手にも平等に出場の機会が与えられるようになっているのです。

 

続いて道具を紹介!

 


車いすはアルミやチタンなど軽い素材で作られていて、衝突から足を守り、他の車いすに引っかからないよう保護バーがついています。タイヤはハの字。スピードを出しても転倒しづらく、小回りが効くようにできています。

 

一流選手の車いすともなると、体に合わせたオーダーメイド品です。
「じゃあ他の車いすより座面を高くしたり、有利な作りにする選手もいるんじゃない?」と思いますが、そんなズルができないよう、座面の高さには制限が設けられています。

 


障害が軽い選手は58cm以下、重い選手は63cm以下となっているんです。

 

試合時間は1ピリオド10分を計4ピリオド。使用するコートやボールの大きさは一般のバスケットボールと同じです。

 


ということは、立った状態に比べて低い位置から狙わないといけないため、シュートを決めるのは至難の技なのです…!

片輪を上げて高さを競う!華麗な技に注目

基本的に空中戦が主となるバスケットボールは、背の高さがあると有利なスポーツと言われています。
しかし、車いすではあまり高さに差が出ません。

 


そこで選手たちが使う技が、片方の車輪を浮かす「ティルティング」。

 


このように片方車輪を浮かすことで、約5cmほど高くなります。

 

ゲーム最初のジャンプボールやシュートを打つ時、パスを出す時など、あらゆるところでこのティルティングが見られますので、ぜひ注目!

迫力の裏には緻密な戦略あり!車いすバスケのルール

ドリブルは車輪2回転に1回

 

バスケットボールと言えば、ドリブルを止めた状態では2歩までしか歩けないというルールが特徴的。

 

しかし、手で車いすを回すことが求められる車いすバスケットボールでは、車輪を2回転させるごとに1回ドリブルをしなければいけません。

 


そのため、なるべく少ない車輪回転数で小回りをして、敵のゴールに向かうのが勝利のコツなのです!

 


また、もう一つコツとして押さえておきたい技が、急ブレーキ!
ボールを持った選手が急ブレーキをすることで、マークしていた敵のディフェンスがそれに対応できず、シュートを決めるチャンスとなります。

 


ただし急ブレーキはかなりの腕力がいります。練習では、このように後ろに仲間を引き連れて負荷をかけ、タイヤをギュッと握って急ブレーキをかける動作を繰り返し行うのです。

車いすの接触はNG!ただし壁になるのはOK

 

激しく動き回るイメージのある車いすバスケットボールですが、車いすを故意に当てたり、敵の車いすをつかんで動きを止める行為は反則になります。

 


しかし、車いすを密着させて相手の動きを封じるのはOK!

 


他にも、相手の得点源の選手に複数でマークし攻撃に参加させいないように囲むなど、車いすは横幅があるため、大きな壁としても機能することができるのです。

 

このように、パラスポーツならではの数々のテクニックに注目するとさらに観戦が楽しくなりますね。ボールを持っている選手だけではなく、それ以外の選手の動きにもぜひ注目してみてください!

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