ストーリー陸上

男子100メートル 注目のライバル対決の行方は!?

2020-10-01 午後 05:08

今シーズン、2人が決勝の舞台で顔を合わせたのは8月。序盤から、ほとんど並んで走る2人。終盤までデッドヒートを繰り広げ最後に強さをみせたのは桐生選手でした。わずか100分の2秒差で勝ちました。

しかし、その6日後。今度は、ケンブリッジ選手が100分の3秒差で勝利。9秒台に迫るハイレベルな戦いを繰り広げています。

ここ2年、けがの影響もあって低迷していたケンブリッジ選手。レース前半の走りを徹底的に見直しました。

去年の日本選手権。

 

 

序盤で桐生選手に置き去りにされていることがわかります。

一方、ことしのレースでは、去年までとは別人のような走り出しで桐生選手をリード。

 

 

もともと強かった後半につなげ10秒03。実に3年ぶりに自己ベストをたたき出しました。

 

ケンブリッジ選手

低い位置から力を発揮するというのをこの冬やってきていてそれが良い形でスタートにもあらわれてきたのかなと、全体的に良くなっている印象はありますね。

 

対する桐生選手。

好調の秘けつは下半身を中心に取り組んできたウエイトトレーニングです。

 

桐生選手

自粛中に買ったというのがウエイト道具。ふだんウエイトをやっているので家でもできることをやろうと思って。

 

自粛中も自宅を使いレース終盤まで軸がぶれない強い下半身を作ってきました。

 

 

成果はすぐにあらわれ今シーズンは10秒0台を4回マーク。抜群の安定感で頂点をねらいます。

 

桐生選手

自分が今までやってきた練習とかを信じて最後までいくっていうことが絶対大事だと思うので、レースにしっかり挑んで、金メダルっていうのは絶対的に取れるようにしたいと思います。

 

ケンブリッジ選手

桐生くんとは毎回100分の2秒ぐらいの争いをしているので、ふだん仲良いですけど、やっぱりこう100メートルの勝負ってなると負けたくないなって、しっかり勝ちを目指していけたら良いかなと思います。

 

ことしは10月、天気は晴れる予報で風向きなどの条件がそろえば9秒台の可能性もありそうです。

桐生選手が優勝すれば6年ぶり、ケンブリッジ選手は4年ぶりとともに久しぶりの優勝を狙います。

今大会はサニブラウン選手は不在ですが、9秒台といえばこの人も忘れてはいけません。去年9秒98をマークした小池祐貴選手です。

 

小池選手

小池選手

こんな状況でしっかり体も走りも満点に近い状態に持ってこられるのはすごいとしかいいようがない。ある程度ベストを尽くせば、優勝争いぐらいは行けるんじゃないかなと思う。

 

注目の男子100メートル決勝は、10月2日に行われます。

この記事を書いた人

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小林 達記 記者

平成26年NHK入局。神戸局、大阪局を経て、スポーツニュース部。陸上担当。大学では野球部に所属。中学時代は陸上も経験。

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佐藤 滋 記者

スポーツニュース部 記者

2003年入局。札幌局→山形局→スポーツニュース部→ネットワーク報道部→スポーツニュース部。ソチ、リオ、ピョンチャンの3回の五輪取材を経験。

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