ストーリーパラスポーツ

ボッチャ 「逆境をチャンスに」新たなチャレンジ

2020-09-10 午後 03:14

目標となる白いジャックボールをめがけてボールを投げ合い、どちらがより近づけられるかを競うボッチャ。リオデジャネイロパラリンピックの団体で銀メダルを獲得し、東京大会でも期待がかかる競技です。

 

 

しかし、新型コロナウイルスの影響で半年間にわたり、日本代表の合宿など、集まっての練習ができていません。

 

河本選手

 

河本圭亮選手:「今は練習はストップ中です」。

 

江崎選手

 

江崎駿選手:「すごい気をつかってはいますね。今もなるべく練習以外は外に行かないようにしている」。

 

「今できることは何か」。代表に内定した選手たちは明確なテーマを立てて練習に励んでいます。

 

 

コントロールが持ち味の江崎選手。

テーマとしているのが「徹底した基礎練習」です。大会や海外遠征が続き、まとまった時間がとりづらかった基礎練習。集中して取り組める今をチャンスと捉え、精度により磨きをかけようとしています。

 

江崎選手:「なかなか基本は精度を上げるのにかなり時間がかかるんですよね。精度では絶対負けないようにするためにもプラスになっていると思います」。

そして、集まることが難しいからこそ始めた練習も。

取り組んでいるのが…。

 

 

 

オンラインでほかの選手と対戦する“テーブルボッチャ”。

右上と左上が対戦している選手。真ん中が日本代表の村上ヘッドコーチです。

 

河本選手:「もうちょい左」。

選手は画面を見て遠隔で指示を出します。それをもとにコーチが右側の画面に見える器具を操作しボールを投じます。どんな軌道になったかはふかんカメラの映像で確認。いつもと違う視点で練習することで客観的に自分のプレーを見られるようになってきたといいます。

 

 

河本選手:「ボッチャを上から見たりとか試合の中でなかなか見られない角度で見られたりするので、リモートならではのことではないかと感じています」。

 

村上ヘッドコーチ

 

村上光輝日本代表ヘッドコーチ:「わりとリモート効果的で、集合できないからリモートではなくて、集合できてもリモートトレーニングをしていたらすごく強くなるんじゃないか」。

 

「逆境をチャンスに」。これまでの発想にとらわれない、新たなチャレンジをしています。

河本選手:「前向きにとらえていて、今限られた中で、今だからできることがいろいろたくさんあると思うのでしっかり取り組んでいきたいと考えています」。

江崎選手:「この1年で今までの経験も全部生かしてやれるように、パラリンピックでメダルを取れるようにがんばっていきたいと思います」。

 

新型コロナウイルスの影響で見合わせていた強化合宿は医療機関に準じた感染防止対策を徹底し、10月から再開する方針だそうです。

この記事を書いた人

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神戸 和貴 アナウンサー

NHKアナウンサー。愛知県豊川市出身。平成23年NHKに入局し、現在名古屋放送局に勤務。

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