ストーリーサッカー

リバプール 南野拓実「新シーズンで結果を」

2020-09-07 午後 03:59

森保一監督が指揮する日本代表の攻撃の要、南野拓実選手。イングランド、プレミアリーグの強豪、リバプールに移籍後、わずか半年でリーグ優勝を経験しました。世界トップレベルのチームで揉まれる日本代表のキーマンの新シーズンに向けた決意とは。

イングランド・プレミアリーグ優勝について

移籍後、半年あまりで経験したプレミアリーグの優勝。その快挙について聞くと、意外なことばが返ってきました。

 

 

セレモニーで、ヘンダーソン主将に優勝トロフィーを渡された時、どういう感情だったんですか?

 

 

南野選手「正直、僕は、もちろん嬉しかったですけど、チームが優勝して。でも、自分が貢献したっていう手ごたえはなかったんで、トロフィーを持つのはやめておこうと思っていたんですよ」

 

こう語った理由は、南野選手がこだわってきた「結果」にありました。

 

 

南野選手がプレーした10試合は、ほとんどが途中出場。得点・アシストともに1つもあげることができませんでした。

 

南野選手「セレモニーを端のほうで、早く終わらないかなと思って、見ていたんです。まだかな、みたいな感じで。そうしたら、ヘンダーソン(主将)が来てくれて、絶対、トロフィーを掲げろ、チームの一員だ、みたいな。でも、僕の理想は、やっぱり、チームの中心として、プレーして認められる選手になりたい。前線の3人は絶対的なスタメンですし、そこを脅かす選手は、今のところチームにはいないと思うんですよ」

 

リバプールの攻撃陣、マネ、サラ-、フィルミーノの3選手は合わせて46得点と絶対的な存在。南野選手は、世界屈指の3人の選手たちとポジションを争わなければなりません。

 

 

南野選手「技術と自信ですかね。どんなにプレッシャーがかかる試合でも、自分のサッカーをするというか、ギリギリの状態のときに、レギュラーの彼らは何回もそういう経験をしているからこそ、結果で証明し続けている。今のところでいうと、全然、まだまだ自分が、彼らを脅かす存在にはなれていないと思います、正直。というのも、結果がすべてだと思うので、そこを脅かす存在になるには」


ーー今、答えてくれたときに、「今のところって」すぐに、おっしゃったのが、すごくグッときたんですけど。


南野選手「そういう反骨心が、僕の力になるんで。今までも、そうしてきたし、そういう意味で、今のところ、という事ですね」

 

 

今はまだ、ライバルたちと「差がある」という、南野選手。それでも、昨シーズンの最終節で「あるプレー」に手応えを見いだしました。

 

南野選手「ゴールにはならなかったんですけど、左サイドからターンして、中に切り込んでいってシュートするっていう場面があったんですけど、前を向いてゴールに向かってプレーするっていう部分で、自分の良さ、ターンとか、シュートを打てるポジショニングとか、そういう部分での手応えというのは感じました」

 

 

南野選手「自分の持ち味を、もっと出していければ(3人とは)違う持ち味、そこで勝負していかないといけないと思うんで、そういうプレーを増やしていければ、そういう選手たちと渡り合っていけるんじゃないかと思っています」

 

高校生の時から「ターンからのシュート」が得意だと話している南野選手。磨き続けてきた持ち味で、世界最高峰のクラブでも結果を残せるか。イングランド・プレミアリーグの新シーズンは、9月12日に開幕の予定です。

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