ストーリーサッカー

サッカー楢﨑正剛さんの『教えて!アスリート』

2020-06-02 午前 11:43

 

皆さんからの質問にアスリートが答える「教えて!アスリート」。
今回はサッカー編。
ワールドカップに4大会連続でメンバー入りし、 JリーグではMVPを獲得したゴールキーパー、楢﨑正剛さんが答えてくれました。

ゴールキーパー "痛くない"防ぎ方は?

ゴールキーバーになって2年目、プロのサッカー選手を目指す小学5年生の下川知成くんからの質問です。

 

下川知成くん

セービングのジャンプ後、倒れると痛くて思いきりジャンプができません。痛くない着地のしかたを教えて下さい。

 

楢﨑正剛さん

(笑いながら)無いです。痛くないというか、痛いは痛いと思うんですけど、ひじとか肩から落ちると痛いですね。だから、足のほうから徐々に倒れていく練習を繰り返して、それがダイビングになって、跳んでいけばいいと思います。ダイビングまでいくと多少痛いのは付きまとってくるので、肘にパットをするとか、そういうことも対策としてあると思う。

 

楢﨑さんは、できるだけ痛くない防ぎかたをするために基礎的な練習も教えてくれました。
倒れながらセーブする技術"ローリングダウン" 。1歩足を出して倒れる練習です。
倒れる時は、なるべく体の横側、側面を使って倒れるのがポイントです。

 

キーパーに求められるのは技術と"人間性"

投稿してくれた下川くんの練習方法を楢﨑さんに見てもらいました。

1つ目は、家の中でクッションに倒れる練習。

 

楢﨑正剛さん

いいですね。今の練習だと、そんなに悪い部分はないと感じます。着地したときには、ボールを先に下に打ち付けると、ボールが飛んで行ったりするからあまりよくないですけど、ボールも一緒に地面に着地するとちょっとだけ痛みは軽減するかと思います。

 

2つ目は、振り向いてすぐに、ボールを左右どちらかに投げてもらいキャッチする練習です。

 

楢﨑正剛さん

キーパーもこのような練習があって、反射というか反応のトレーニングなので、とてもいい練習をしていると思います。ポイントは、ボールの中心に体をしっかり持っていく。ちゃんと足を運んで正面でキャッチする。ボールの正面に入るまで、ちゃんと体を運んでいくことが大切です。手だけで取らないほうが良いと思います。

 

ゴールを守りながら、時には的確な指示を出す役割も担うゴールキーパー。
楢﨑さんは技術の重要性を説いたうえで、同じくらい求められるのが内面の強さだといいます。

楢﨑正剛さん

まず勇気が必要だと思います。情熱とか向上心も大事だし、そのグループ、チームの中で、一目置かれるというか、みんなの手本になると、チームを引っ張っていくぐらいのそういう人間性は大事かな。

 

2002年ワールドカップ日韓大会 全試合フル出場し初のベスト16進出に貢献した楢﨑さんキャプションをいれます

い時こそ"ステップアップのイメージ"を

最後に、厳しい状況に陥った時に乗り越えるための気持ちの作り方を教えてくれました。

楢﨑正剛さん

自分が上のレベルに行くことをイメージしながら、それを忘れずに続けるということが大事だと思う。
全てが飛躍するためのステップだと思うので、悪い時があれば、次はどんないいことがあるんだろうと思って、そういう気持ちで常にいました。僕は初めてワールドカップに出た時(1998年のフランス大会)はべンチで、次のワールドカップ(2002年の日韓大会)は自分で出ようと目標立ててやりましたし。そういう気持ちでやり続けて行けば、チャンスは得られた。ワールドカップの4回目(2010年南アフリカ大会)も出る直前で出られなくなって、結構しんどかったですけど、その年に、所属クラブの名古屋グランパスでリーグ優勝もできた。新型コロナウイルスが拡大する中、なかなか今までにない状態で、前向きになりずらいこともあるんですけれども、これが明ければ、この先もっと楽しいことがあると思って頑張るしかないと思います。

 

楢﨑さんは、本気でゴールキーパーを目指している子どもたちがいることを本当にうれしく、「心からから応援したい!」という熱い思いが伝わってきたインタビューでした。
次回はどんなアスリートが答えてくれるのか、お楽しみに!

 

教えて!アスリートの動画はこちらから

 

 

 

                   

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