ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その17 ドロップゴール

2019-08-21 午後 11:42

ラグビーワールドカップをめいっぱい楽しむための情報をお伝えするシリーズ。今回のテーマは「ドロップゴール」です。試合でもなかなか見られないこのプレー、いったい何が難しいのか、今回も副島萌生が突撃取材します!

1球で勝負が決まる!

サンデースポーツ2020と同じ日曜夜に放送されていた「某ドラマ」でも、印象的に登場した「ドロップゴール」。とはいえ、試合でほとんど見られないこのプレーについてよく知らない人も多いはず。ということで、今回も現役選手にドロップゴールについて教えてもらいます!

 

 

「この1球で勝負が決まります!」

 

トップリーグのNTTコミュニケーションズに所属する小倉順平選手。日本代表経験もあるスタンドオフです。

 

 

正確なキックが武器の小倉選手。早稲田大学時代には、伝統の早慶戦でドロップゴールを決めました。

ドロップゴールは何点入る?

「ドロップゴール」とは、流れの中でボールをワンバウンドさせて蹴って、ゴールライン上のポールの間を通して決めるゴールのこと。

 

 

写真は2015年W杯、オールブラックスのダン・カーター選手のドロップゴール。

そもそも、ラグビーの得点はトライが5点。その後の「コンバージョンキック」とも呼ばれるゴールキックで2点が加算されます。反則があった場合に選択できるペナルティーゴールは3点。

そして、ドロップゴールも3点。ペナルティーゴールと同じ点数が入ります。この「3点」入るということが重要なのです。

 

 

「ドロップゴールは、相手のプレッシャーがある中でバウンドさせて蹴らなければいけないので、かなり勇気がいります。なので後半の最後で2点差で負けていたり、1トライで逆転できない点数に持っていきたい、3点をとりたい時に出るプレーです。」

 

でも、楕円球を地面にワンバウンドさせてから蹴るなんて、いかにも難易度が高そう。成功させるコツはどこにあるんでしょう?

 

 

「意識しなければならないのは、足の振りというよりボールの落とし方。ボールをまっすぐバウンドさせてまっすぐ上げるのはかなり難しいです。プレッシャーの中でどれだけしっかりまっすぐ落として、しっかりまっすぐ上げるか、とても意識して蹴ります。」

ドロップゴールはラグビー史に残る名場面に

そんなドロップゴールの醍醐味を、小倉選手はこう語ります。

 

「試合が競っている時にドロップゴールは多く見られるので、盛り上がることが多いですね。」

 

過去のワールドカップでも、ドロップゴールが勝負を決めた名場面があります。2003年のワールドカップ決勝、イングランド対オーストラリア。

 

 

同点で迎えた試合終了間際…。イングランドのウィルキンソン選手が、優勝をもたらす劇的なドロップゴールを決めました。

 

 

まさに最後の最後に勝負を決めるドロップゴール。今回のワールドカップでも、華麗なキックから描かれる放物線に注目です!

 

 

 

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副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

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