ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その13 モール

2019-07-10 午後 10:21

ラグビーワールドカップ日本大会を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えしていきます。

ラグビー初心者にはちょっと難しいルール「モール」について、早稲田大学ラグビー部の皆さんの協力でご紹介します!

若きラガーマンたちのご協力で…

 

フォワードを中心とした激しい肉弾戦、「モール」

でも、そもそも「モール」ってどんな状態なの?試合を見ているだけではわからない!

ということで、今回も実演を交えて選手の皆さんに教えてもらいます。今回協力してくれたのは大学ラグビーの強豪、早稲田大学ラグビー部の皆さん!あの五郎丸歩選手など多くの日本代表選手を輩出してきました。

 

 

実演を交えたルール紹介というちょっと変わった取材のせいか、あいさつの場面でも・・・

「(ちょっと間が空いて)よろしくお願いします!」

と緊張気味?では、若きラガーマンたちに「めいっぱい」聞いていきます!

そもそもモールとは

まずモールとはどういう状態なのか、実演してもらいます。

 

 

ボールを持っている選手が攻撃の選手。ここに守備の選手がタックルします。

 

 

この時タックルされた選手が倒れずに、味方のサポートが加わり3人以上の密集が出来ると、モールが成立!

 

 

すると、3人の密集に他の選手も加わり、大きな塊になっていきます。モールに加わる人数は自由なのです!

 

 

攻撃側は押し続けながら、相手が触れない最後尾にボールを運びます。いったんモールが作られたら相手を故意に倒してはいけません。守備側ができるのは押してくる攻撃側を「止める」こと。モールの前進が止まると、審判から「モールからボールを出しなさい」と指示が出て、攻撃側はパスなど別の攻撃手段に移らなければいけません。

 

では、モールを押していくときのポイントはどこにあるのでしょう。副主将の幸重天選手に聞きました。

 

 

「全員が固まってしっかりひとつの塊になって、力を発揮して押していくのが重要だと思います。」

 

「ひとつの塊」という言葉のとおり、モールでは選手たちが連係をとりながら、ひとつの生き物のようにボールを前進させます。

ゴールライン前のモールは見せ場!

モールの最大の見せ場はゴールライン前の攻撃です。例えば、前回のワールドカップ、日本代表が南アフリカ戦で見せたモール。
ゴール前のラインアウトからモールを作り、フォワードの8人だけでなくバックスの3人も加わり、11人のモールで力強く押し込みます。

 

 

フォワードとバックスが一体となって押しきり、最後はボールを持っていたリーチ選手がトライを決めました。モールで勢いを得た日本代表が、この後逆転勝利を収めたのはご存知の通り。早稲田大の幸重選手も。

 

「モールはひとつ押せたら、『この試合いけるぞ』となりますので、チームが勢いづくプレーだと思います。」

 

モール、それはまさに、パワーとチームワークの結晶なのです!

 


 

次回引き続き早稲田ラグビー部のみなさんに、「ラック」について教えてもらう予定です。お楽しみに。

 

 

  •  

この記事を書いた人

画像alt入ります

副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス

RANKING人気のトピックス

アクセス数の多いコンテンツをランキング形式でお届け!