ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その11 タッチキック基礎編

2019-06-26 午後 09:43

ラグビーワールドカップ日本大会を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えしていきます。

今回から2回にわたって、ラグビー初心者にはちょっと難しいルール「タッチキック」について、五郎丸歩選手に教えていただきます。今回は基礎編です。

教えて!五郎丸歩選手

メイっぱいラグビーは今回からラグビーのプレー、ルールについての解説編がスタート。その最初のテーマは「タッチキック」です。

 

 

ラグビーを見ていると、ボールを受けた選手がボールをフィールドの外に蹴り出す場面を目にします。そしてそのプレーを受けて観客は歓声を上げたりため息をついたり。その違いは何?そもそもなんで相手ボールになるのに蹴りだすの?

というわけでタッチキックの基礎の基礎から、五郎丸歩選手にお聞きしていきます。

まずは「タッチキックって、どんなプレーですか?」と直球な質問から!

 

 

「エリアを挽回する一番手っ取り早い方法ですね。ただちょっとルールが複雑になっています。」

ラインを覚えよう

ちょっと複雑なタッチキックに関するルールを知るためには、まずラグビーのグラウンドを知ることから。そこに引かれたいろいろなラインが、ルールに関わっています。

 

 

グラウンドの両サイドに引かれたラインをタッチラインと呼びます。「タッチキック」とはピンチの時などに、ボールを蹴ってタッチラインの外に出す事です。ラグビーではボールを前方に出せるのはキックだけ。タッチキックでグラウンド外にボールを出すと相手ボールのラインアウトとなりますが、エリアを挽回することができます。

22mラインが大事

 

そして、このタッチキックに大きく関係するのが、「22mライン」です。ゴールポストの立つ「ゴールライン」から22mの位置に引かれています。

 

 

この22mラインから自陣側、赤い部分で蹴る場合は。

 

「22メートルラインの中にあるボールをダイレクトに外に出すと、出た場所から相手のラインアウトでプレー再開になります。」

 

ちなみにプレーが再開する位置は、ボールが地面に落ちたところではなく空中でタッチラインを通過したところです。

 

 

しかし22mラインから敵陣側に1歩でも出て蹴ったボールがダイレクトに外に出てしまうと、「ダイレクトタッチ」というミスキックに。ボールは蹴った地点まで戻されてしまいます。狙ったエリアの挽回はできず、一転してピンチになることも。

 

 

22mラインより敵陣側でタッチに逃れたい場合は、蹴ったボールがフィールド内でバウンドしてから出れば、ボールは戻されずタッチラインを超えたところからプレー再開になります。

ボールを戻したら要注意

更にこんなルールも。敵陣側から自陣側へ、22mラインを超えてボールを戻してから蹴る場合も注意が必要です。

 

 

「もしも22mラインの自陣側に戻ったボールをもらってタッチの外に出したい場合は、ダイレクトで外に出すとダイレクトタッチ。蹴った場所に戻されて相手ボールから始まります。」

 

 

「この時も、インフィールドにワンバウンド以上させて外に出せば、出たところからの相手ボールになります。なのでエリアを挽回できますね。」

 

 

キックを蹴る場所で、バウンドが必要か決まること。

「ダイレクトタッチ」になるとエリアを挽回できないこと。

一度22mラインを超えて自陣側に戻したボールは、ダイレクトで出せないこと。

ちょっと複雑なルールですが、ボールを蹴った地点が22mラインのどちら側にあるのかに注意してみると良さそうです!

 

 

ゲーム展開を大きく左右するタッチキック。次回は「実践編」!引き続き五郎丸選手に、タッチキックの蹴り方を教えてもらいます。

 

この記事を書いた人

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副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

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