ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その9  ウイング

2019-06-11 午後 08:16

ラグビーワールドカップ日本大会を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えしていきます。今回は背番号11と14。ウイングについてです。

教えて!福岡堅樹選手!

ポジション紹介も残すところあと2回。今回も日本代表候補選手の登場です。

 

 

「ウイングとは、トライを決める花形のポジションです!」

 

福岡堅樹選手。50m5秒8のスピードスターに背番号11と14、ウイングについて教えてもらいます。ちなみに、11番が左ウイング、14番が右ウイングです。

ラグビーの試合を見ていると、なんとなく(?)福岡選手はじめウイングの選手がトライをとっているイメージがあった副島キャスター。率直に、「トライをとるのが仕事?」と聞いてみると。

 

 

「そうですね!まあ簡単に言うと、いいとこ取りのポジションです。」

 

福岡選手も満面の笑みで率直に答えてくれました!
しかし、「いいとこ取り」といいながらも、そのプレーには独特の技術が必要なのだそうです。

不可欠な技術 チェンジオブペース

 

おなじみ、田中史朗選手がラグビーの15のポジションを動物に例えた一覧では、ウイングは「動物界一の俊足」チーターです。

その例えの通り、ウイングはとにかく速く走る!味方がつないだボールをタッチライン際で受けて、相手とスピード勝負!ここから、トライにつなげるには重要な「技術」があるといいます。

 

「よく使うのはチェンジオブペースですね。簡単にいうと走りに緩急をつけることです。」

 

 

福岡選手のプレーを例にチェンジオブペースを見てみると、ボールを受けた福岡選手は、相手がタックルに来る直前、いったんスピードを緩めます。

 

 

ここで角度を変えて一気に加速。緩急をつけることで相手を抜き去ります。福岡選手はこのプレーで、ワールドカップで対戦する強豪アイルランドからも、前回対戦時にトライを奪っているのです。

 

「自分のスピードを見て、ディフェンスにこのくらいかなというスピードのイメージを持たせます。そこから1段階スピードをグッと上げる事で、相手とズレを生み出すのがチェンジオブペース。自分がこの世界で戦っていく上での武器は、このチェンジオブペースでの瞬間の加速力だと思っています。」

相手に触れさせないことが理想

緩急で相手を抜き去るのが、ウイングの技術の見せ所。その中でも、ウイングにとって理想とされるトライがあります。

そのトライを福岡選手が見せたのが、去年のイタリア戦。福岡選手は自陣でボールを受けると、チェンジオブペースからの一気の加速で60メートルの独走トライを決めました。

 

 

「自分を捕まえようと相手がタックルしてくる中で、自分を触れさせずに抜くのは本当に気持ちいいんです。それができた時が一番最高のトライだと思いますね。」

 

 

この理想のプレーができた時、ウイング自身はどんな気持ちなんでしょうか。この質問に福岡選手は。

 

「いやもう、それが楽しくてラグビーやってます!」

 

プレーをしているウイングも、そして見ているこちらも楽しくなる独走トライ。ワールドカップではいくつ見ることができるでしょうか。期待しましょう!


メイっぱいラグビーのポジション紹介も次回が最後!背番号15「フルバック」について、前回大会で大活躍した五郎丸歩選手に聞きます。お楽しみに!

 

 

この記事を書いた人

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副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

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