ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その5 ナンバーエイト

2019-05-15 午後 05:56

ラグビーワールドカップ日本大会を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えしていきます。

今回は背番号8、ナンバーエイトを紹介します。

清宮さん「ナンバーエイトは自由なポジション」

 

このコーナーでのポジション紹介も、ついにフォワード最後のひとつ!ナンバーエイトです。話を聞いたのは、ラグビー界の名将・清宮克幸さん

 

 

大学時代は早稲田大のナンバーエイトとして活躍。日本選手権では社会人を破り日本一にも輝きました。引退後は早稲田大やヤマハ発動機など、監督として指導したチームを日本一に導いています。その清宮さんにナンバーエイトはどんなポジションか聞くと。

 

「ナンバーエイトは自由なポジションです。状況に合わせて自分の立ち位置を変えて、縦横無尽にフィールドを動き回る。その時のベストな判断をして、自由にプレーしていいポジションなんです」。

ナンバーエイトの仕事は大忙し!

 

フォワードの最後尾にいるナンバーエイト。スクラムの時は一番後ろにいますが、「押す」だけが仕事じゃありません。

 

 

フッカーからフッキングされてきたボールをとり、スクラムからパスを出す。

 

 

状況を判断して自らがボールを持って走る。

あえて密集から離れた場所に位置取り、パスを受けて突破を狙う事もあります。

 

 

さらに、ディフェンスではタックルで相手を一撃で仕留めるためのパワーも必要です。
技術。スピード。パワー。フィールドのどこにでも顔を出し、高いパフォーマンスが求められるポジションなのです。

「ナンバーエイト」=「ライオン」?

 

日本代表の田中史朗選手が考案した、ポジションを動物に例えた一覧ではライオンです。清宮さんはこの例えについて・・・。

 

「ライオンのように“激しい”“攻撃的な”選手がボールを持ってプレーすることが、相手にとっては怖いことですよね。」

 

ではなぜ、ナンバーエイトに激しい攻撃的なプレーが求められるのでしょう?

 

 

「ナンバーエイトは最初にボールを持てるプレーヤー。足の速いナンバーエイトがいれば、それが一番確実にゲインを切る(防御ラインを破る)方法なんです。」

 

自由にフィールドを動き回るナンバーエイト。その突破が成功すれば、相手のディフェンスの組織は崩れ、大きなチャンスが生まれます。チームの先陣を切って攻撃的にプレーする。それがナンバーエイトの重要な仕事なのです。

フィールドのライオン、ナンバーエイトは攻守におけるキーマン。そのプレーから目を離さないでください!

 

 

この記事を書いた人

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副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

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