ストーリーラグビー

メイっぱいラグビー その1 プロップ

2019-04-18 午後 01:04

ラグビーワールドカップ日本大会を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えする新連載!

まずはラグビーのポジションについて紹介していきます!第1回目のテーマはプロップです。

畠山健介選手に聞く!

「プロップ(Prop)」ってそもそもどんな意味?ということで専門家に聞いてみましょう。

 

 

「ラグビーの土台と言えばプロップ!強いチームの土台はプロップです!」

 

そう語るのは、前回のワールドカップで南アフリカを破った試合にも出場した畠山健介選手。日本代表のプロップとして活躍してきた畠山選手に、プロップについて聞いていきます!

最大の見せ場→スクラム!

 

チームの土台だというプロップの最大の見せ場はスクラムです。背番号は①と③。最前列、両端のふたりがプロップです。敵と味方の全ての力を前後に受けながら組み合います。

でも具体的に他のポジションとどう違うの?

ここでお見せしたいのが、日本代表の田中史朗選手が考案した、ラグビーの15のポジションを動物に例えた一覧です。

 

 

ライオンや猿、人間もいますが…。最前列両端のプロップは、ゾウ!大きな体を生かし、スクラムを支えています。

 

 

「どっしりとしたいいスクラムを組めるチームは強いチームが多いですね」と語る畠山選手。では実際、スクラムってどうやって組んでいるのでしょうか。

副島萌生アナ、畠山選手と1対1でスクラム体験を申し込みます!

 

「それはちょっと、嫁さんに許可を取ってもらわないと・・・(笑)。あ、いや冗談です、大丈夫です(笑)。」

 

畠山選手に快諾してもらい、いざ体験!

 

 

肩を合わせ、全力で押してみますが、当然ですがびくともしません。あっという間に押し返されてしまいました。

 

素人には難しいスクラム。プロップの選手が考えているポイントはどこなのでしょう。

 

「実は今、僕は特に何もしていないんですよ。」

 

えっっ!?すごい勢いで押し返されましたけど??

 

 

「僕はただ耐えているだけです。副島さんは押そうとしすぎて下半身がついていかなかったり、首が固定されていなくて押す方向が定まっていないので、フラッと横にそれちゃうんですよ。」

押すのではなく耐える!

全力で相手を押しているように見えるプロップ。実は押すのではなく耐えるのだと言います。

 

 

「プロップが押しているというイメージがあると思うんですけど、本当は後ろの人たちが押してくれる重さを相手に伝える、というのが僕たちプロップの役割ですね。基本的には我慢の時間が多いかもしれないですね。無理やり押そうとすると浮いちゃったりするので。」

 

そのスクラムをコントロールするのが「首」!だから首回りの筋肉を徹底的に鍛え上げているんです。

 

「持っていきたい方向に自分たちのパワーを持っていくために、首で『かじ取り』をする。首は結構重要ですね。」

 

 

 

スクラムを支えるチームの土台、プロップ。密集での駆け引きに注目です!



基本から丁寧にプロップ、そしてスクラムについて教えてくれた畠山選手。

 

「大柄なプロップは『箸休め』みたいな、主役を支える役割」

と言いつつも、

「現代のラグビーでは、ボールを持って当たる、パスもする、走る、そしてスクラムもある。結構大変なポジションです。」

と時代の流れによって変化した役割と奥深さを教えてくれました。貴重なお話、ありがとうございました!
次回のテーマは背番号2の「フッカー」。4月21日のサンデースポーツ2020でお伝えします!

 

 

 

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副島 萌生 キャスター

NHKサンデースポーツキャスター
放送部だった高校時代に春のセンバツの開会式閉会式の司会を担当

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